この記事では、ドイツのワーキングホリデービザの取得方法がわからない方のために、細かく取得方法を解説していきます。
初めてドイツへ入国予定の方、何から準備をしたらいいのかわからないという方の為に出来るだけ細かく説明しますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
ドイツワーホリビザ申請条件
まずはじめにワーキングホリデーにはおおよそ年齢制限があります。
ドイツワーキングホリデービザの申請条件は以下になります。
●日本国籍を有していること
● 18歳以上であり、申請時に31歳に達していないこと
● 親族(子供など)が同行することはできない
ドイツ大使館・総領事館
ドイツ大使館・総領事館へ申請日の予約
ワーキングホリデービザ申請にはドイツ大使館・総領事館への予約が必要になります。
ビザ申請予約は出発日の3ヶ月以上前には出来ません。
また遅くとも出発の2週間前までには予約を取りましょう。
*私は3ヶ月を切った時点ではりきって予約を取りましたが、間違った予約を取ってしまい、キャンセル&予約の取り直しをしたら、結局ビザ発行が出発ギリギリになってしまいました^^;
早めに予約を取ることをおすすめします!
日本での申請場所は東京大使館または大阪総領事館になります。
それぞれ管轄地域が決まっているのでご自分のお住まいの地域がどちらに該当するのか確認しましょう。
東京大使館:新潟県・長野県・静岡県以東の各都道府県にお住まいの方
大阪総領事館:富山県・岐阜県・愛知県以西の各都道府県にお住まいの方
こちらのページから予約が出来ます。
※ 予約が完了したら予約確認メールの印刷も忘れないようにしましょう。
当日来館時に受付で提出を求められます。
必要書類の準備
ドイツのワーキングホリデービザは日本のドイツ大使館・総領事館またはドイツ入国後に現地で申請することができます。
今回は日本の大使館での申請方法をメインに説明していきます。
ビザ申請に必要な書類や条件は常に最新情報をチェックするようにしましょう。
日本の大使館のホームページから詳細が確認できるようになっています。こちらのページから、確認できます。
主に必要な書類はこちら
・記入済みのWEB版長期ビザ申請書
・記入済みの誓約書1部
・パスポート用写真1枚 (35×45mm)
・日本国パスポート、及びそのコピー1部
・往復航空券予約の証明書 ※1
・ドイツでの全滞在期間有効な旅行者用医療保険
・残高証明 ※2
・志望動機 ※3
・履歴書 ※4
・レターパックもしくはA4サイズの返信封筒※5
記入済みのWEB版長期ビザ申請書
この書類はこちらのページから、ダウンロードすることが出来ます。書類は全て紙で提出することになるので記入と印刷をして持っていきましょう。
記入済みの誓約書
この書類も同じくこちらのページから、ダウンロードすることが出来ます。
WEB版長期ビザ申請書と同様に記入と印刷をして持っていきましょう。
パスポート用写真1枚
証明写真機で撮影することが出来ます。35×45mmはドイツ入国後も健康保険証作成など提出する場面が出てくる場合もあるので、1枚は提出して残りはドイツへ持ってくると、いざとなった時に便利です。
あまりに古い写真を使い回すことはできませんが、私は最初のワーホリ1年目はこの写真を使って乗り切っていました!
日本国パスポート+コピーを1部
パスポートは顔写真や生年月日が載っているページをコピーして持っていきましょう。
往復航空券予約の証明書 ※1
航空券予約の証明書を持っていきましょう。
もしもどれを持って行ったらいいのかわからない場合は、購入した航空会社などに問い合わせをしてみましょう。
*(私はどれが証明書に値するのかわからず、航空会社に問い合わせをしてPDFデータを送ってもらいました!)
※1 基本は往復航空券ですが帰国予定がわからない方、もしくは日本には帰らない!という意気込みの方も居ると思います。
その場合は片道航空券でも大丈夫ですが、金額が倍の残高証明が必要になります。
旅行者用医療保険
ビザ申請手続きの中で、一番頭を悩ませるのはやはり保険ではないでしょうか?
ワーキングホリデービザ取得にあたり保険にはいくつかの条件を満たしている必要があります。
・全滞在期間有効であること
・歯科の治療にも適用されること
・女性の場合は妊娠時にも適用される保険であること
*私はドクターヴァルターという保険会社に加入をして申請に行きました。
残高証明 ※2
往復航空券を提出する場合は最低2000ユーロ相当の残高が必要です。
現在の為替レート約149円/1ユーロで計算した場合、約30万円程です。
よって片道航空券のみでビザ申請をする場合は、約60万円以上の残高証明が必要になります。
※2 過去3ヶ月の記帳のある通帳+過去3ヶ月分のコピー+名義人の名前が記載されているページのコピーが必要になります。
なお通帳の記帳は大使館・総領事館に申請に行く前日に、多少のお金を入金して最新の状態にしたものを提出しましょう。
志望動機 ※3
自由形式で英語またはドイツ語で記入していきます。
過去のドイツ滞在歴や入国後の具体的な予定、帰国後の就労予定などの内容を含む志望動機書を作成します。
※3 この志望動機書はワーキングホリデーによる1年間の滞在と志望動機について書きましょう。
中にはワーホリ終了後に他のビザに切り替えて滞在延長をしたいと考えてる方も居ると思います。(私がそうでした。)
ただその旨は書かない方が賢明です。あくまで1年後日本帰国前提で、思いの丈を記入していきましょう。
*私はA4用紙3分の2くらいの文章量で提出しました。
履歴書 ※4
自由形式で英語またはドイツ語で履歴書を作成します。
※4 私は英語での履歴書の記入例を検索して、それとにらめっこをしながら小学校からの学歴と職歴を箇条書きで記入していきました。
レターパックもしくはA4返信封筒
ビザ申請後に大使館・総領事館にビザが添付されたパスポートを後日受け取りに行きます。
直接受け取りが難しい方は自宅への郵送も可能です。
・東京の大使館申請の方:返信希望宛先を記載した520円のレターパックをご持参してください。
・大阪のドイツ総領事館で申請の方は、宅急便の着払いで返送することができます。
その場合は、A4サイズの返信封筒を提出してください。
ドイツへ出発!
ビザが添付されたパスポートを受け取ったら、あとは出発日を待つのみです!
一カ国では一度しか取得できないワーキングホリデービザ。
31歳の誕生日が来る前日までがチャンスです!
一度しか味わえないスペシャルな1年を思いきり挑戦して、楽しみましょう!